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zoom RSS 原始仏教の要点と般若心経・法華経

<<   作成日時 : 2016/06/09 16:17   >>

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般若心経と法華経をざっと読んでみたのであるが、大体、原始仏教の要点を抑えておけば、理解可能と思われる。般若心経は原始仏教を否定するかに見えるが、苦しみの世界を空ずることにより、苦しみから度脱し、生きる勇気を得ようとする経典のように思われる。法華経は、そのようなことはなく、原始仏教に準ずる考え方のようである。専門家ではないので詳しいことは分かりません。適当な文献を当たってください。

それでは、原始仏教の要点を列挙します。意外と単純です。

【三宝印】
諸行無常・諸法無我・涅槃寂静
【四法印】
諸行無常・諸法無我・涅槃寂静・一切皆苦
南伝系では苦・無常・無我
【四苦八苦】
生・老・病・死・愛別離苦・怨憎会苦・求不得苦・五蘊盛苦
【五蘊】
色・受・想・行・識
【十二処】
六種の認識対象(色・声・香・味・触・法)と六種の感覚器官(眼・耳・鼻・舌・身・意)の接触によって万物の認識がなされるという理論
【十八界】
十二処に六種の認識作用(眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識)を加えたもの
【十二縁起(十二因縁)】
@無明(根源的な無知)
A行(潜在的な活動)
B識(認識作用)
C名色(認識対象)
D六処(認識器官)
E触(BCDの接触)
F受(苦楽の感受)
G愛(欲望)
H取(欲望から起こる取捨)
I有(潜在力)
J生(この世に生れること)
K老死(苦)
【根本的な煩悩:三毒】
貪(好ましいものへの愛着)・じん(好ましくないものへの反発)・ち(無知)
【涅槃】
有余涅槃(まだ肉体を残している涅槃)
無余涅槃(肉体もなくなった完全な涅槃)
【四諦】
苦諦(人生は苦であるという、現象世界の真実をいう)
集諦(ものが集まり生ずる原因に関する真理であり、具体的には苦がどのような原因から生ずるかということの探求)
滅諦(苦と逆の理想状態であり、渇愛の滅した涅槃の境地)
道諦(理想の境地に達するための進みゆくべき道筋を示したものであり、具体的には八生道という八つの実践法が説かれる)
【八生道】
正見・正思・正語・正業・正命・正精進・正念・正定
【六波羅蜜】
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧



キリスト教に似ているとされる浄土真宗の開祖親鸞は『末燈抄』に次のようなことを書いている。

「自力と申すことは、行者の各の縁に随いて、余の仏号を称念し、余の善根を修行してわが身をたのみ、わが計の心をもって、身口意の乱心を繕い、・・・・・浄土へ往生せんと思うを自力と申すなり。他力と申すことは、弥陀如来の御誓のなかに選択摂取したまえる第十八の念仏往生の本願を信楽するを他力と申すなり。如来の御誓なれば、他力には義なきを義とす、と聖人の仰言にてありき。・・・・・他力は本願を信楽して往生必定なる故に更に義なしとなり」

 キリスト教と浄土真宗はよく似ていると言われる。浄土真宗の特徴は他力という考えにある。「信じる」というよりも「信じさせていただく」というのが適当だと言う人もあるが、これはあくまで自力で、他力の信仰とは、神仏が人をして信じさしむる、というのが適当であろう。キリスト教でも、行いによってではなく、信仰によって義とされる、とあるが、信じることは思いの他難しい。信じるということは、相手にまかせる、ということでもあるが、神がどのような方であるか分からずに、まかせたり、信じたりできるだろうか。キリスト教でも、神は人間に対して、一方的な恩寵や愛を示すとされる。神仏などの絶対者の真実を信頼し、その正義を確信、その支配に服従することが信仰だと言われる。
 私は聖書などを読んでいるが、どうしても自力的な態度になってしまう。理解できないものを理解しようと奮闘努力する態度になってしまう。これは結構疲れる。絶対者にすべてをお任せするのが宗教だと分かっていても、なかなか、お任せできない。お任せすれば、どんなに楽なことか。それが信楽するということだろう。
 自力道という性癖は私みたいな経歴の人間には抜きがたい。奮闘努力の人生であったが、その甲斐もない人生でもあった。自力の大変さを知っていることをバネに、他力へと転向できないものかと、知恵を絞って(計の心をもって)、また奮闘努力である。いやはや、自分でも呆れる。私は死ぬまで、キリスト教も浄土真宗も理解できないというか、回心できないのかも知れない。



枡野俊明著【「ゆるす」という禅の生き方】(水王舎)に次のような文章があった。

*****以下引用*****
「独座大雄峰」という禅語があります。百丈慧海禅師の言葉とされるものですが、「いまこの大自然の中で、自分がここにたった独り坐っていることが、いちばんありがたいのだ」という意味です。孤独の中にありがたさを感じ、幸福感を見出すのが、禅の世界観なのです。
 事実、禅僧が理想とする生き方は、いわゆる隠遁生活です。独り自然と一体になって、鳥のさえずりを聞き、川のせせらぎに耳を傾け、風のにおいを感じながら坐禅を組む。また一方では田畑で鋤鍬をふるい、ときに書物をひもとく。そんな暮らしの中に、生きる喜びも楽しさも、充実感も満足感も、一切合切があるとするのが禅的な考え方だといっていいと思います。もちろん、あえて人との繫がりを断つということではありませんが、人が生きるということの根底に流れているのは「孤独感」なのです。
 出家後、漂泊の旅を続けながらすぐれた和歌を詠んだ西行さんも、孤独に寄り添って生きた人でした。その晩年の歌に次のようなものがあります。
「ねがわくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」
 できることならば、(旧暦)二月の満月の光の中、花の下で死にたいものだ、という意味ですが、歌の調べの背後には、独り自然の中で静かに死を迎え、やがては土に還っていくのだという孤独への愛着、あるいは孤独者の矜持のようなものが見え隠れしていないでしょうか。
 孤独であることを怖れたり、孤独でいる自分を責めたりする必要などはありません。独りぼっちをじっくりかみしめ、ゆるりと楽しんだらいいのです。
*****引用終り*****

 坐禅こそ組まないが、私の生活も随分禅的だと思う。母が死んで以来独り暮らしだから、14年も孤独な生活が続いていることになる。母は平成14年に亡くなった。父ともそれ以来、ほぼ離れ離れに暮らしていたが、その父も4年前に亡くなった。
 日本人の生活の根底には禅があるといわれるが、私にも日本人の血が流れているということだろう。孤独にあっても、不思議と寂しさを感じない。ありがたさや幸福感を感じるのも事実である。孤独も慣れてくると、相手がいないので、知らず知らず、無我というか無の境地に陥り、自分の存在さえ忘れて生活していることに気づくことも多くなる。自分がいないのだから寂しさを感じようがない。
 まさしく、私の生活は隠遁生活だ。朝、朝食を済ませると、自転車で川崎方面の南河原公園に行く。途中、鳥のさえずりを聞き、鶴見川のせせらぎに耳を傾け、風のにおいを感じながら一行三昧。コンビニで菓子パンと緑茶を買い、路上に坐って、喫茶喫飯。鋤鍬をふるいはしないが、自宅を掃除し、書物をひもとく。たしかに、こんな暮らしの中には、生きる喜びも楽しさも、充実感も満足感も、一切合切がある。
 私には孤独者の矜持を持つというよりも、己を忘れて生きている、という感覚が強いので、プライドさえもない。
 将来は何が起こるかは誰にもわからない。わからないものは分からないとして、不安を感じず、その日その日を、精一杯生きていきたいものだ。人の人生は次の歌によくでている。

みわたせば 花ももみじも なかりけり 浦の苫やの 秋の夕暮れ (藤原定家)







荒井公康
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